予防接種
当院で行なっている予防接種
当院で行なっている予防接種は以下の2種類のみとなります。
- インフルエンザ(中学生以上)
- 肺炎球菌(成人用)
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠中にたびたび呼吸が止まる病気です。いびきや呼吸の乱れ、何度も目が覚めるなどの症状が出て、日中に強い眠気をもよおす、集中力が持続しない、注意力が散漫になるなど、日常生活に支障が出るようになります。心疾患・脳疾患の引き金ともなり、重大な事故や自身の生存率にも繋がります。
睡眠時無呼吸症候群について、詳しくは以下のサイトをご覧ください。
当院の治療方法
一般的には、睡眠時に人工的に呼吸ができる機械を口につける「CPAP」という方法がありますが、他施設と連携をし、精査を進めたうえで個々の患者さんの症状に合わせて、適切な治療や生活習慣改善の指導を行ないます。
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を受けてみませんか?
当院では、ふだんと同じようにご自宅で一晩眠るだけでできる睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を実施しております。
検査機器を貸し出しし、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べることができます。
ご自身が睡眠時無呼吸症候群ではないかとご心配な方は、まずはこの簡易検査を受けてみてはいかがでしょうか。
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査をご希望の方は、ご来院時にお気軽にお申し出ください。
舌下免疫療法
舌下免疫療法とは
アレルギーの原因となる物質を少量ずつ投与することによって、免疫力をつける方法です。従来は注射による皮下投与のみでしたが、近年は舌の下に薬剤を投与する「舌下投与」および内服という方法が編み出され、患者さんにとってより手軽に治療を受けていただけるようになりました。
当院では、スギ花粉およびダニに対する舌下免疫療法を実施しております。
舌下免疫療法について、詳しくは以下のサイトをご覧ください。
治療の流れ
①血液検査
まず、血液検査をしてスギまたはダニのアレルギーがあるかどうかを調べます。また、ヒノキやハウスダストなど、ほかに強いアレルギー反応が出るものがないかについても同時に調べます。スギとダニ以外にも強いアレルギーを示すものがあると、効果が弱まってしまうからです。
②院内で投与
初回は、当院で投与します。副作用は投与してから30分以内に現れることが多いので、投与後30分間は院内にとどまっていただきます。その後、特に何も問題がなければそのままお帰りいただきます。
③3年以上の通院が必要
最初は週に1度、その後は月に1度通院していただきます。最低3年間は通っていただく必要がありますが、効果を持続させるためにも、できれば4年5年と通っていただくほうが望ましいです。
副作用が心配な方へ
スギおよびダニの舌下免疫療法については、今のところ深刻な副作用は報告されておりません。体質によっては、舌の下が多少浮腫むことがある、という程度です。
治療の対象外となる方
以下の方は治療を受けていただくことができなくなっておりますので、予めご了承ください。
- 喘息やアレルギーの症状が強い方
- 抗がん剤治療など、何らかの免疫治療をしている方
- 妊娠中・授乳中の方
- 重大な心疾患をお持ちの方
重大な副作用が生じたときは
万一呼吸が苦しくなってきたなどの重大な副作用が出て、緊急性がある場合は、24時間バックアップの病院があります。
補聴器相談
老人性難聴と認知症
年をとると聞こえは悪くなります。近年、老人性難聴と認知機能の低下について研究が進められています。
人の会話が聞こえない、テレビの音が聞こえないなどの難聴の症状でお困りの方は、補聴器の装用をおすすめします。生活の改善につながります。
当院での取り組み
当院では難聴でお困りの方々のご相談に応じ、補聴器の必要性があるかどうかを判断して、認定補聴器技能者にカスタムメイドで作成いたします。眼鏡店や通販では個人に合った補聴器は選べませんので聞こえでお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
耳鳴りと難聴は関係があります
耳の聞こえが悪いと、脳がそれをカバーしようとして耳鳴りが増加している可能性があります。補聴器で耳の能力を補えば耳鳴りが軽減できる可能性があります。